
最近リメイクされた「ガイキング」(2005年)ではなく、オリジナルのほうの「大空魔竜ガイキング」(1976〜77年)には、「暗黒ホラー軍団」という敵が登場していました。
「暗黒」で「ホラー」というのだから、ものすごいネーミングセンスですが、実際には、彼らが真っ黒いもの、すなわちブラックホールを恐がって逃げようとしてたのです。
地球から6000光年離れたはくちょう座EH銀河星群系宇宙に位置する(「それはどこやねん?」という野暮なツッコミはこの際しないように)彼らの母星ゼーラ星(だから、正確にはゼーラ星人)は、ブラックホールに呑み込まれようとしていました。
そこで、ゼーラ星人たちは危機に対処するため、超高性能の人工知能ダリウス大帝を建造したが、いつのまにか全知全能の機械神を名乗るようになったダリウス大帝に支配されてしまい、その命令で地球に移住するための侵略を開始したのでした。
「なんで6000光年も離れた地球にわざわざ?」というツッコミもここではしないように。だが、絶滅を避けるための民族大移動を計画していたにしては、1年もかけてチョロチョロチョロチョロ兵力を小出しにして、大空魔竜一隻(一機?)とその艦載機である数体のメカ(といっても、実際に戦力として有効だったのはガイキングだけ)に負け続けていたのは、どこからどうツッコんだものかわからないくらいです。まあ、それだけ、ダリウス大帝がバグだらけの狂った人工知能だったということなのでしょうか?
恐らく、兵の数こそ多いものの、そのマヌケっぷりからして、変動重力源には及ぶべくもないでしょう。
ちなみに、どうでもいいことですが、もしかしたら「暗黒ホラー」というのは、black(黒くて)horror(怖ろしい)じゃなくて、blackholer(ブラックホール人)の誤訳なのかも。
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