

我らが故郷 その現在の姿は?

宇宙の海は、俺の海? とばかりに、人類が地球を飛び出し、人類初の超光速戦艦・るくしおんが出航したのは21世紀の初頭。こうして太陽系という枠を超えた人類は、「宇宙怪獣」と呼ばれる宇宙の免疫体と遭遇してしまった。
降ってわいたこの苦難を、人類は努力と根性で乗り切ることに。そしてついには、宇宙怪獣の巣である銀河系の中心をブラックホール爆弾で吹き飛ばし、堂々たる勝利を手にしたのだった。
とはいえ、この戦いの過程で、太陽系の中も大きく変化してしまう。冥王星より外周にあった雷王星(第13番惑星)は、太陽系絶対防衛戦においてブラックホール化した戦艦エクセリヲンに飲み込まれ、その影響は太陽系各惑星のバランスを崩すことにもなった。
さらに最大の惑星であった木星は、バスターマシン三号ことブラックホール爆弾を作るための材料にされてしまった……。
ここまでが前作にあたる『トップをねらえ!』のおさらい。時代は『トップ2』へと舞台は移り、この時代の太陽系はどうなっているのか?今回は太陽系の主要惑星の現状を探っていこう。
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